2018年05月05日
リレー競技について
皆さん
今年の連休は、そこそこいい天気に恵まれてますので、きっとご家族で旅行やレジャーを楽しんでいることと思います。
さて、連休前4/28(土)の練習で、5年生6年生にお話しした内容につき、4年生の皆さんにも是非理解しておいて欲しい内容ですので、改めてここに記録として残します。
【リレーについて】
まずは、この写真を見てください。(日本陸連HPから)
2017世界陸上、男子4×100mで日本が銅メダルに輝いた直後の写真です。みなさんも一度は目にしたことがあると思います。この写真に写っているユニホーム姿の4人は、つい先ほど、決勝を走り銅メダルを獲得した4人ですが、写真の中心には、個人種目で脚を痛めたり、予選は走ったものの調子が悪く決勝のメンバーからは外された選手2人が居ます。
この2人にとって、銅メダルに輝いた4人を笑顔で迎えることは、本当は苦しいことだったかもしれません。自分の調子がベストならば、今頃、自分がメダリストとなっていたと思えば、、、。
しかし一方、この写真は「リレー」という種目における、大切なことをまた示しています。それは「リレーはチーム全員の総力で競う種目」ということです。チーム全員とは、リザーブ(補欠)の選手だけではありません。チームに所属する全員、です。ここには写っていませんが、この写真の場合、日本チームの選手、スタッフ全員が、リレーのために備え、サポートし、応援したのです。
またこれはルール上も明らかです。大会(試合)には、通常5~6名の選手をリレー選手としてエントリーしますけれど、日本国内のルールでは、最初のエントリー選手のうち最低2人を含めれば、後はリレー選手としてエントリーしていない個人種目にだけエントリーした選手が走ることができます。さらに、国際ルールでは、4人全員がリレー選手としてエントリーしていない個人種目エントリーだけの選手であっても構わない、のです。つまり、大会に参加した全員は、リレー選手として走る可能性を秘めているのです。
まただからこそ、選手に選ばれなかった場合でも、実施に走る選手に一番近い存在として、彼らをサポートし、バックアップできるのです。
現6年生は、4年生の最初の試合で、リレー競技が始まる前、リレー選手になることができなかった全員が、誰かの声かけで広い競技場のあちらこちらに散らばって、一所懸命、リレー選手を応援していました。
そういう選手たちは、今はリレー選手でなくても、必ずいつか花開きます。また、そういう素晴らしい選手、学年、チームを預かったことに、大きな責任を感じたことを、筆者は絶対に忘れません。
トラック&フィールドシーズンはこれから本格化します。大会(試合)で、守山陸上教室全員の総力が実を結ぶことを期待しています。
今年の連休は、そこそこいい天気に恵まれてますので、きっとご家族で旅行やレジャーを楽しんでいることと思います。
さて、連休前4/28(土)の練習で、5年生6年生にお話しした内容につき、4年生の皆さんにも是非理解しておいて欲しい内容ですので、改めてここに記録として残します。
【リレーについて】
まずは、この写真を見てください。(日本陸連HPから)
2017世界陸上、男子4×100mで日本が銅メダルに輝いた直後の写真です。みなさんも一度は目にしたことがあると思います。この写真に写っているユニホーム姿の4人は、つい先ほど、決勝を走り銅メダルを獲得した4人ですが、写真の中心には、個人種目で脚を痛めたり、予選は走ったものの調子が悪く決勝のメンバーからは外された選手2人が居ます。
この2人にとって、銅メダルに輝いた4人を笑顔で迎えることは、本当は苦しいことだったかもしれません。自分の調子がベストならば、今頃、自分がメダリストとなっていたと思えば、、、。
しかし一方、この写真は「リレー」という種目における、大切なことをまた示しています。それは「リレーはチーム全員の総力で競う種目」ということです。チーム全員とは、リザーブ(補欠)の選手だけではありません。チームに所属する全員、です。ここには写っていませんが、この写真の場合、日本チームの選手、スタッフ全員が、リレーのために備え、サポートし、応援したのです。
またこれはルール上も明らかです。大会(試合)には、通常5~6名の選手をリレー選手としてエントリーしますけれど、日本国内のルールでは、最初のエントリー選手のうち最低2人を含めれば、後はリレー選手としてエントリーしていない個人種目にだけエントリーした選手が走ることができます。さらに、国際ルールでは、4人全員がリレー選手としてエントリーしていない個人種目エントリーだけの選手であっても構わない、のです。つまり、大会に参加した全員は、リレー選手として走る可能性を秘めているのです。
まただからこそ、選手に選ばれなかった場合でも、実施に走る選手に一番近い存在として、彼らをサポートし、バックアップできるのです。
現6年生は、4年生の最初の試合で、リレー競技が始まる前、リレー選手になることができなかった全員が、誰かの声かけで広い競技場のあちらこちらに散らばって、一所懸命、リレー選手を応援していました。
そういう選手たちは、今はリレー選手でなくても、必ずいつか花開きます。また、そういう素晴らしい選手、学年、チームを預かったことに、大きな責任を感じたことを、筆者は絶対に忘れません。
トラック&フィールドシーズンはこれから本格化します。大会(試合)で、守山陸上教室全員の総力が実を結ぶことを期待しています。
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