Gold Medalistに学ぶこと

守山陸上教室

2018年02月19日 12:46

次第に盛り上がりが大きくなって来た第23回オリンピック冬季競技大会(平昌2018)、陸上競技のトップアスリートの皆さんからもお祝いコメントがたくさん寄せられている、日本の金メダリスト2人についての新聞記事をご紹介します。氷上を陸上に、滑るを走るに、スケートを陸上競技に置き換えてみましょう。

日本経済新聞朝刊2018/02/19 12版 28面 羽生結弦選手について
(前略)
羽生は勉強好きだ。ソチ五輪シーズンから、大学の授業をオンラインで受講する。特に人間工学、力学、運動生理学・・・・・・・。スケートにつながるような科目は趣味のように学んでいる。「解剖学とか好きです。この知識があると、ケアしてもらうときに便利ですよ。」
(中略)
氷に乗れない2ヵ月間、座学の時間とした。過去の映像を見て五輪で演技するイメージを膨らまし、リハビリ、治療方法などむさぼるように学んだ。「心拍数とか、メンタルコントロール術だけでたくさんの論文がある。競争の心理学とか面白い。」座学をここまで好む現役アスリートは少ない。普通はコーチ、監督が主にすることだ。
いろいろなことを考え、分析して、最終的に自分の感覚とマッチさせて氷上で出せることが一番の強み。
(後略)

日本経済新聞朝刊2018/02/19 13版 29面 小平奈緒選手について
(前略)
どうしたら速く滑れるのか――。子供の頃からそのことばかり考えてきた。日常生活からもスケートにつながる何かを探し出し、信州大の卒業論文では強豪選手がカーブを回る際の重心の位置や関節の角度を研究。飛躍のきっかけとなったオランダの武者修行も学生時代から海外のスケートに興味があったからだ
「小平は根がスケート」と語ったことがある結城匡啓コーチは、「あるとき『私はもうやりきりましたと言って終わることはないと思う』と話していた。勝ったレースでも『次はこれをやりたい』と言ってくる」と好奇心に驚く。当の本人は31歳になった今も「完璧なスケートって一生出合(ママ)えないと思う。すごく毎日が新鮮」。スケートのことを考えているときが一番楽しいという。類いまれな探究心、速くなりたいという純真な思いが原動力となっている。
(後略)

学校の勉強でも他のスポーツでも文化的な活動でも、皆さんにも夢中になれる何かが見付かるといいですね。あ、もうあるかな?もちろん、守山陸上教室としては、それが陸上競技ならとても嬉しいです(笑)。

鍛え抜かれた脚(太腿)と技術の粋を集めたスケート靴。格好いいですね!


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